ポロ沼.イトウを取り巻く変化
windows7から10への載せ替えやっと終えました。お世話になった舟見町の皆様ありがとうございました。
手塩を離れ峠を越えた太平洋側の湖沼には絶滅に瀕した維管束植物が目に付きます。手塩湿原群のような大きな
ミズゴケ湿原は発達していません 手塩側に比べsnowは少ないのです. 本年はたまたま降ってくれましたが
気候変動による乾燥化が懸念されます ちょうど時期であった為
ホロムイイチゴの実、他僅かにツルコケモモ、ムラサキミズゴケ等が目に付きました
太平洋側森林帯のハンノキ林を過ぎるとアカエゾマツに囲まれタテヤママリモが棲息する湖沼をみることができます.
支流狩別川は上流まで放牧地が広がっていて水質B類. 河口に近いポロ沼etcはマメシジミ、ヤマトシジミが棲息し
コハクチョウ、ヒシクイが飛来することで知られています。湖内の栄養は過多に傾き満潮時の海水によって薄められ
かろうじて保たれている状況といえます. 乾燥化によって笹の侵入している所は水質だけでなく土壌への影響が
でていると考えることができます. イトウの遡上河川のいくつかには 既にこうした影響が見られました.
最果ての出会いはロシアン.カーブ
最果ての地、道北圏には 外来魚を必要としない自然が残されています. イトウが暮らす世界は水中だけに留まらない
生態系と深く関っています. 水質と栄養塩はプランクトン、小魚に顕著に影響します.これまでアングラーはイトウ保全団体、
猿払イトウの会さんの協力によってマナーの向上を広く伝播してきました but 環境変化による侵攻は
マナーだけでは防げません. 釣り人それぞれが広い視野にたって環境保全を意識ししイトウの棲息環境を
見守っていくようにしたいですね.
トマコマイにある王子製紙は米国オレゴン.salmon.centerの提案を受けイトウ保全のため猿払社有林内に≒2,660 ha
保護林を設定 1haは10,000m²ですから≒26km²の森を環境保全区と設定したということになります.
関連記事