moonstone.lake.zone 潜水艦 

こるとれーんtone

2009年10月06日 00:02

 
昨夜は万が一の重装を背負って峰をのぼったところで 体力を使い果たしてしまった
目蓋の裏に現れては消えるパルスの残像を見つめているうちに
いつしか 異次元の眠りの底に落ちてしまったようだ.  2日目の朝、
湖畔には  野生獣の声が響き渡っていた.






岸辺のアメマスが食べているのはシャックのほどけたカゲロウモドキだろう ..
きのうはニンフの色調が大鱒に不信感を抱かせたのだと思う.
透き通ったグレーのシャック .. 迷いは消えた#10のreal.moonstonefly
moonの鱒はほんの小さな波紋にも敏感だ.一度フライをつるしたら後は待つしかない.
湾銅の沖へそっとワンキャストしてクルーズを待つ. どうか大鱒に 会えますように



この湖でも回遊は一定していない.  soれも、かなり.. 
   昼過ぎまで小さな群れの影さえ見えなかった.
     もう、きょうは .. こないのか.
p1:00濃いシェイドのまどろむ湖中にやっとクルーズの気配を感じる.   
つるしておいたラインのスラックを慎重にたぐりよせる ..  見えた! 
昨日あげた鱒より遥かにでかい まるで潜水艦だ. フライに向かって突進してくる!
 but .. 直前でピタリと止まった!??  あまつさえ後から追いついた鱒が潜水艦の
遠巻きから近づいてフライをくわえかける. !!           私はあわせない ..

しばらくして、大きな雨鱒が現れてフックをひらめかせる     私はあわせない ..

あいつは立ち止まってじっと見ている!  なんて賢いんだ 
おまえが食いに来い こいつは食えるんだ.
 

するとどこからか現れた虹鱒が 体に触れたleaderがfly.lineを揺らすのに驚いて 
                       .. 逃げさった ..

一部始終見ていたあいつは 私の視界の中央を恐れもなく通り過ぎていく. 
   フライをかいまみる大きな目 .. みぬいたぞ! .. 



   


p3;00 空に闇番人のベールが舞い降りる頃になっても、
    潜水艦の群れは二度とまわってくることはなかった.
    風が出て波がおしよせ、サイトがきれてからは岸辺に付いている鱒と遊ぶしかなかった.
    普段より大きな鱒をかけたが .. それでも潜水艦のことが忘れられない.

 賢いな潜水艦   賢い上に美しいそして底なしに純粋だ 
so ... あと一日ある あいつはきっとくる そして私のrodを捻じ曲げてくれる.



      




 

  

          Paula Toller - Fly me to the moon


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