高レベル放射セイ廃棄物

こるとれーんtone

2011年04月11日 19:26

 幼少の頃には日本に3基しかなかった原発が大人になって周りを見渡すと各地に膨れ
 上がっていました それは、のどかな人里であった場所です.
 発電所は需要ピークの電力量にあわせて造らなければなりませんが
 水力、火力発電は電力消費が少ない夜間には稼動を落として調整することができました   

 ところが原子力は常に高回転で走り続ける暴走machineのようなもので微調整ができません 
 夜間にはどうしても電力が余ってしまいます そこで電力会社は夜間に余ってしまう電力を儲けに変えようと
 夜間の無駄なライトアップ施設を増やしオール電化を推進してきました

 節電や自然エネルギーの研究は見捨てて利益に固執する姿勢.
 余剰電力で潤っておきながら 電気量を値上げしてきた東電の体質.
 電力会社が大儲けしようとする姿勢は一向にかまいません 
 
 but ただし此、儲けが原発の整備や安全改良に還元されていたなら良いのですが 
 此被災では初動さえ進まず 未だに放射能を拡散し続けている現実があります.

 原発が必要というならそれなりの立地、安全対策を 
 行ってこなかった事は許しがたく 大きな利権と隠匿体質が原因となって 人災が拡大してしまいました
 チェルノブイリ原子力発電所の事故は出力調整試験が原因です
 原子力は調整できないmachine  炉内で暴走しているうちはいい...とは言えない現実が目の前にあります. 

 原発で使われる核燃料ウランは原産国で採掘の時点から放射セイ廃棄物が発生します
          プルトニウムを使うプルサーマルは 危険物質を増加し発生させます

 原発では電気をつくるごとに強い放射能物質が造られ
 使用済み燃料は強い放射能を帯びた高レベル放射セイ廃棄物へと変わっていきます
 
 この廃棄物を安全に処分できた国は現在の処ありません 
 つまり 原発のことを安全と言い切れる研究者はどこにもいません.
 海外には老朽化し核廃棄物を残したまま閉鎖されている施設さえあります
 原発の歴史は浅く世界ネットが情報を共有している手探り状態です
 日本がプルサーマルや高レベル放射セイ廃棄物そしてfukushima
 どう始末するかを世界は見ています

 日本では使い終わった核燃料を再処理工場で溶かし
 ウラン、プルトニウムを回収し残物はガラス固化体にして埋める手はずです. 
 この再処理の段階で大量の放射セイ物質が大気中、海洋に拡散されます
 低低低レベル放射線量であっても体内に入ることによって内部被曝を起こしえます.
 青森県六ヶ所村にある再処理施設ではたびたび放射能拡散の問題が起こり 完成が延期されてきました..

 原発の問題点のひとつに 虚無に広げた安全キャンペーン 情報隠し隠匿体質があげられます
 原発の危険な部分が日本国民に浸透していない為
 国民は自衛手段を知らずに暮らしている状態です
 被災してしまってから情報をしっても何の価値もありません. 情報を隠している場合ではないんです.

 原発に関わる事故、危険情報を国民にオール開示して広い声を求めるのが民主主gi本来のあり方です
 これからは本当のクリーンエネルギーを模索して被災した国民全員が納得できる
 形でエネルギー供給を進めていかなければいけません.

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