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2019年12月20日

支笏湖鱒が釣れる日 厳寒な貴方へⅡ

so  けさ 知り合いがスプーンで連発してブラウンをあげました。 ナナマルに届かなかったということです. 
リアクションバイトのタイミングと気を引く色を見極め一投目を大切にして.... でした !!-_-;。 
冬場 支笏湖の溶存酸素は満たされています これに合わせてブラウンは岸近くを通るようになります
勿論沖でもドルフィンして透水した砂礫浜をめざすジグ向きの大鱒も増えてきます。
非常に動きやすい環境ですがエサは豊富ではありません。
鱒は活発に疑似餌に反応するようになります。





支笏湖鱒が釣れる日 厳寒な貴方へⅡ




evening.limit表 朝まつめ時間帯とcomplete日が暮れるevening.limit時間を書きました

10/06 5:37 ≒5:20 pm 気温≒16℃ 
水温14 水深13m   11~10.3℃  20m 8~6℃     30m 6.5~5.3℃ 
10/23 朝6:02 evening.limit≒pm.4:37     
水温11 水深13m       10.3℃.     20m 7.3~6℃. 30m  5.2℃

 上の二つの日の気温変化目立ちませんが ..... ee日 旅立ちなんですよ

  ニジマスが回遊する適水温は≒13℃まで降下までです。荒れ食いの時期とかさなり岸近くでみられるようになります
                 極小の羽虫.甲虫に翻るライズを見逃さないようにしましょう
                   
表面に見える小ライズは水底から浮遊した甲殻類.ミッヂ,スナッチへのボイル 視覚ターゲットは 羽虫
              カクツツ. トビイロトビケラ前半はヒラタカゲロウ類
              フタバコカゲロウ.チラカゲロウetcの羽化二期
     枯葉時期になると小型種が、複合して羽化します。春に比べ羽が乾かなくて、冷え込む水面に浮かびます。
      ニジマスの行動と複合羽化がcrossする水温が13℃を切った頃でした     
         14or13℃付近が水面と水面直下フライで釣りやすい目安です

ターンオーバーが進むと数日間、釣れなくなると聞きます
湖低の水深はそれぞれ違います。全体が同様にターンすることはありません。

11/03 朝6:11 evening.limit≒pm.4:27  例年支笏湖~道南冷え込み顕著 支笏湖千歳降雪始まる
11/10 朝6:20 evening.limit≒pm.4:20 10月の13℃point~ 7℃point
11/13 此のころから刻々と陽が短くなっていきます 此処数年は寒波が来ていますがあったかいですね!!-_-;
 例年大鱒が釣れる頃です!!-_-;
測定したところ植物プランクトン量.クロロフィルaは減少していました 週末には水温が動き始めると思います
11/16   朝6:30      evening.limit≒pm.4:11   
11/20   朝6:21      evening.limit≒pm.4:08 支笏湖 水温躍層を気にしないseason  水温≒8℃
11/30   朝6:31      evening.limit≒pm.4:03 6℃.point始まる
12/01   朝6:32      evening.limit≒pm.4:02 ヒメマス.life.over.サクラ回遊 
 
12/10   朝6:40      evening.limit≒pm.4:01 ブラウンスキニー一群 寒波がきます
12/20   朝6:46      evening.limit≒pm.4:03 ターンオーバー中 水温≒6℃

そろそろスナッチが沈下していきます.これから上向きますから無理されないよう。皆さんカゼひかぬように
鱒がスレていないエリアではchanceです


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evening.limit表 厳寒な貴方へ
初冬evening.limit表
10月以降の水温経過等については下記に詳細な解説を記しました
支笏湖水温躍層、降雨、水位...支笏湖を分析するheart
支笏湖 水温躍層から深層部の溶存酸素 ジグ
  支笏湖ベイト遡上産卵アラカルト

11月気温≒6℃  .水温11~ 8~ 6℃ブラウンが釣れ始めます       
11月下旬      水温 ~6.8℃      水深13m 6.7℃
1月気温≒-4.6℃  水温3.6℃  
2月気温≒-6℃   水温2.6℃~3.8℃     水深60m 4.3℃  水に入った方が暖かい
最低気温は≒-8.2℃.2001年には-15℃以下の日が続き支笏湖が凍結しました




       支笏湖鱒が釣れる日 厳寒な貴方へⅡ


      支笏湖鱒が釣れる日 厳寒な貴方へⅡ 支笏湖鱒が釣れる日 厳寒な貴方へⅡ
 


此2月まで、水温2.6℃ 冷水に強いブラウントラウトがエサを求めて動いています。
産卵期後半に入っていますからスキニーな鱒も混じり始めます。
回復した大鱒が釣れる3月中から末になると
陽射しで暖められた表層水は≒4℃になり重くなって水中へと落ちていきます。
こうして4月の湖は表層から湖底までほぼ同じ≒4℃になって冬波が立つことから溶存酸素で満たされています。
エサは少ないですが鱒は活発に動ける環境にあります。


  支笏湖鱒が釣れる日 厳寒な貴方へⅡ


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支笏湖ブルーム.ターンオーバー後color

3月気温≒-0.6   水温 3℃  虹鱒が5月にかけてナーバスになり千歳川ではサケ稚魚が増えてきます
2~ 特に3月中旬に入って。荒波の日は水辺で越冬していたカディスケースや
藻から揺られたスジエビのゾエア幼生etcが舞い上がっています。啓蟄(けいちつ)虫が冬眠から目覚めるシーズン
それにつられて水圧が低い処ではトゲウオ.ハゼどんが目覚めます
so して 大鱒は岸辺の食事を目指してやって来ます  毎年大鱒が釣れています
冬が来る前に水中の盤や溝、湖底の枯葉etcの様子を知っておくことが大切です


03/20 5:40 17:53   小さなエルモンやヒメフタオカゲロウをよくみかけます    
03/24 5:32 17:56   陽が長くなるのを察知して4月前後トゲウオ類他が産卵期に入り長い所では春まで続きます
                支笏湖ではサクラマスがフィッシュイーター度を顕著にします

虫が冬眠から目覚める啓蟄(けいちつ)とサクラマスのフィッシュイーター度がおさまる頃
満水の湖水から春の放水が重なります。突如減水していく水の流れによって
目覚めたおおマスが姿を顕します



日付けに続いて.初めが日ノ出タイム..... 4月以降は陽射が高いので
実際には  日の出タイムよりも 1時間~30分前からあかるくなっています。
日ノ入りタイムは  釣りになる evening.limit までの時間です



03/30          5:15 17:58           この頃からあかるくなって日の出釣りtime がはやまります
04/05          
5:0618:06
04/08          5:00 18:10
04/16          4:47 18:20
04/20          4:40 18:25
04/26          4:30 18:32
04/30          4:26 18:36

05/01          4:26 18:38
05/04          4:25 18:40

05/08          4:15 18:46
05/10          4:13 18:50
05/14          4:10 18:52
05/20          4:06 6月までほぼ≒7:00pm

05/24 4:00
05/25 3:58
05/30 3:53
05/31 3:50
06/13         3:50 eveningが≒7:30 pm付近に固定し陽が長くなります
          6/1 ~ 20日からしばらくのあいだ日ノ出時間は≒3:50から動きません

06/20         3:50≒7:30 pm
06/24         3:52≒7:30 pm 雨 16℃ 
                           平均気温 ≒16.7℃  最高気温は24℃  最低気温12 ℃


4月気温≒4~6℃   水温4.3℃   月末に美笛ケートが開きます

            3月の荒波で目覚めて浮いていた小魚は底層に落ち着きアメマスの稚魚が動き始めると
           本物の魚に目が行くようになりミノーへの反応が夏場にかけて落ちていきます
           プランクトン、スジエビ、カゲロウなどの水棲昆虫に加えセミetcの陸生昆虫が
           目覚めると冬場のミノーの魅力はひと段落します

5月 気温≒10.3℃ 水温 6 ~ 7.8℃  水深13m 4.3 ~ 6℃ 
           栄養塩シロップ、波間のカディス、スジエビに促され岸辺にマスが来ます
                          ニジマスの遡上が終盤に入ります
             春季ブルームが起こり甲殻類とハゼドン、カジカ類が産卵行動に入ります

     支笏湖の二番ゼミは降雨がなく16℃.plusが続くと残雪が無ければ地表が
     暖められて羽化します.湖中にコカゲロウのイマ―ジャーが出ている間は
     イージーに水面のセミルアーにライズしてくれる傾向があります


4月末から比重による対流が起きます。これが春季に起きるターンですが水温躍層が薄いため軽いものです。
初春の湖は溶存酸素で満たさている状態が続いてピコプランクトンが増殖しますから大鱒はより良い環境に恵まれます。
but chanceはそんなに長くありません エサが豊富になることで疑似餌への関心が薄くなっていきます。
水深≒5mくらいから徐々に水温躍層ができ
あがって これより深層の酸素量は減り続けていきます


      支笏湖鱒が釣れる日 厳寒な貴方へⅡ 支笏湖鱒が釣れる日 厳寒な貴方へⅡ      
 
6月 気温≒16.7℃ 此れは平均値です   最高気温は24℃ 最低気温12 ℃  二番目のセミ
 此の上、水深12~13m の所に水温躍層ができ始め気温上昇につれて~ 30mまで降りていきます。
沈めるルアーの人は此のlineを遠投により通すことが目安になります。条件は波です
岸近くの鱒は 水面直下や水面のセミ、プランクトンetcに反応がよくなります うたた寝引きが軸です
  
表層には微細なピコプランクトンが増えそれにつられて
甲殻類.スジエビや小魚が動き冬から動いていた冷水に強いstone.flyが躍動し始めます   

溶存酸素は夏にかけて減り始めます 前の11月からこの頃までが大鱒に出逢いやすいシーズンです、
溶存酸素は表層より20m付近 水温躍層付近が多くなり それより下で減っていきます
微細な動物プランクトンは酸素が多く適水温である水温躍層付近に集まってきて 鱒の休息ポイントになります
6月に入ると気温≒16℃水温10℃と上昇していきます 此の頃 水深≒15m の水温が4℃

水温躍層は6月末に湖流の変化がみえた後7月にはほぼ形成されています
フライをやる人ならモンカゲロウ羽化が終わった頃と考えて良いと思います 
水温躍層サーモクラインができる時期は温暖化によって変化していくことでしょう

動物プラクトンは月の引力に魅了され、表層へ大量に浮上することがあります
此の大移動は唐突にして起こり 月の満ち欠けによって跡形もなく消えていきます


       支笏湖鱒が釣れる日 厳寒な貴方へⅡ 支笏湖鱒が釣れる日 厳寒な貴方へⅡ 

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evening.limit表 .夏編

7月に入ると気温≒27~32℃まで上がり表層水温は20.6℃になります、 
表層水温は上がり続けますが、陽が差さない深層水温は冷たいままになっています。
此、温水と冷たい水の境界にはキラキラな膜状の水温躍層があります。 
躍層は厳密には5m付近からでき始め 釣りに行かない盛夏には≒20~30m 
暑い時期ほど分厚い壁となり気圧が変わると さらに深く降りています!!-_-;
冷たい深層の方へ鱒は行きたい!but冷たくて気持ちeeでしょ! ということでして 
水温躍層直下に鱒が居ることが増えてくるんです。

枯葉時期にサーモクラインは20m付近の深さにあってbreak ターンオーバーが近づいてきます。 
枯葉前に先ず現れるのは水温≒14℃に適応したニジマス。
ターンのスナッチに群がるプランクトン、小さすぎる羽虫、甲虫にボイル!!-_-;
so 水温躍層がbreakに入る11月には水温8℃に向けて大型のブラウンが岸近くに姿を現します

年末に近づくと産卵期に入る鱒は伏流spotへ向かい小休止に入ります

chanceが見えているうちに大鱒に出逢いたいもんですね



ps. 大鱒が釣れたらできるだけ丁寧にリリースしたいものです。
so 大型の鱒ほど健全な多くの卵を産んでくれるからです
支笏湖に棲む鱒の産卵数は30cm位から始まって2000粒程度、体長60cmで4000粒以上ですが
水質水温変化には強くはありません。 まず半数以上は孵化しないといわれています。河川では鳥についばまれ
水生昆虫の餌となり湖では大波に攪拌され消えていきます。 一番の外敵は水中にいるQちゃんです。   
Qちゃんは夏場に産卵しますが彼らは14cm位から産卵に加わる事が出来て産卵数は3,500粒以上
でかQになると6000粒以上と鱒をはるかに凌いでいます、
水質水温変化に強く酸性化した水域でも
繁殖しています。卵は小石の隙間に入り込んでいて粘着性がありますからほぼ大半が孵化しています。
雑食で冬場は底にいて鱒の卵やプランクトンを食べていますから
ヒメマスにも影響しているでしょう。 



支笏湖鱒が釣れる日 厳寒な貴方へⅡ



僕は87~89cmブラウンを釣ってから冬場かよいましたが、ハチマルまでは釣れるのですがあの鱒を越えることは
ありませんでした。それから冬はあまり行かなくなりました。厳寒期にはあげれなかった大鱒が
連続したseasonもありました!!-_-;





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