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2007年11月28日

 支笏湖   きらめく波の中で

風が巻いている。 左からそよいでは、右から吹きつけ、時には全く止まったり...         
キャストに間ができるから体が冷え切ってしまうんだな。 交錯する風、波に翻弄され  
ニンフサイズではアタリを取れない。 ウェットに替えて湖底を探ろう。 
明るいうちに一尾..  鱒の顔を見ておきたい。2尾めの鱒は来ないだろうから。
風が変わった。    追い風サーフィンのcastチャンス!!   
斜め向きになったラインが思い切ったカーブのままで 運ばれていく。
スタンスをかえてラインを引くうちに  rodの mid がのされた!!     いいファイト!!       
ランディングの空に、陽は沈んでいった。  鱒に見とれる すべもなく ストロボをたいた。   
北岸にいたアングラーの車にライトが灯る。 
すかすかの樹間 からもれる 見知らぬ灯火があたたかく感じられる。
吐く息は気持ちいいくらい真っ白だ。                                         
ありがとうブラウン...支笏湖   おかげでとても、暖まったよ。  






..art pepper............恋とはなんでしょう       

Posted by こるとれーんtone at 23:38Comments(8)支笏湖の釣り

2007年11月17日

 支笏湖   刺す風は...出会い

返事がnoでも逢いたくなる。 ウォーターカラーを羽織ったまま秋色のストール を
置き忘れた支笏湖の姿態............おまえは鮮明で美しいから。.......... 
ストレートな北風だ。    頬をさす風、ちょっと辛いな。.  
「さす風は...大物」.. 遠い記憶がそう囁いた。    闇番人に問いかけてみる .     
「これがほんとにリアルなのか。エビはとっくに藻の下だ。」  
 「いや違う...波で流れ出ているんだ。」 ..........
闇が湖面を覆い始めた頃. 混沌とした陶酔からさめる間もなく..
.たった一尾がラインを弾いた。  
たった一尾との出会い。 辛辣な寒さ..深く考えるのはよそう。  
支笏湖と私はそんな出会いなのだから。      eve.limit.pm.4:32  






                                      

    ..keith.jarret..貴女のすべてを  

2007年11月10日

 支笏湖   パラソル

 キャストする私の後ろで相棒は見ていた。 ラインの遠い先でボイルしていた鱒が少しずつ
 近づいてくるのを。  フライの周りを半周すると鱒は踵を返した。 朝からこの繰り返しが続く。    
 湖岸へあがるアクションを見せ ..やってみないか と合図した。
 相棒は無言で   いいのか   とこたえ..    
 静かに静かにウェーディングを始めた。  ポジションを決めキャストすると
  じっと、気配を消している。...大物ルールね
 ..じっと水面に融け込んだままずい分たった。 ...ボイルは...終わった..のか。
 相棒はじっとしている 。 ... はっとした!! tipがひきこまれている。
 いつ当てたんだい!!!!  
  相棒はゆっくりとrodを起こしてから   大きなあわせをいれた。  
 やがて湖面に浮かんだ鱒はここからでもはっきり見えた。                        
  eve.limit.pm.4;43      

 

 
 
    

     chick corea..ラプソディを聞きながら  

2007年11月03日

moonstone.lake.zone   oct.last

温fジを徒歩で山越えして見おろしたmoonstoneの流入は水没していた。 満水の湖水へ
降りていく小ぶりの渓流カラーの虹と湖水育ちのシルバーカラーが見える。
自然が昔のままならば これほど鱒は群れるものなのか。簡単には乗ってこない鱒を見て
半日過ごした。またlastchaceは巡ってくる。 あきらめてはいないんだ。     
堰き止められた小さな自然湖へ注ぐ限りなく澄んだ水。  この水質が生命源の全てだった。               



  

  
   

   john.coltrane.green.dolphin.street  

Posted by こるとれーんtone at 20:22Comments(2)秘密湖moonstone.lake.zone