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2018年03月24日

オビラメの会 プロジェクト未来遺産  

此処、尻別川水系に棲むイトウの呼称、オビラメという呼び名はアイヌ語に由来しています。 道北にはチライという
地名が残っていますがこれも大いなる鱒、イトウの呼称です。勇払川の記事は2017年04月11日に書きました。
イトウは苫小牧周辺にもいた在来漁だったんです。僕が釣りを始めた1970年代頃は、寒別、京極あたりでもイトウの幼魚が
かかることがよくありました。1mを超すモノはニセコや蘭越の大川で草島さんらによってあげられていました。
当時イトウと言えば当幌、斜里、西別、風連、十勝と道北でみられ稀に千歳川や利別で上がっていました。
モノンクルシバタさんへ行くとよくリリース写真が飾られていて憧憬の目でみていたものです。but 河川改修によって
水質が綺麗な繁殖場所が失われてからはあっという間に幻の魚となって1990には絶滅したとささやかれるようになりました。
こんなに速く 居なくなってしまうなんて... 自然破壊のありようを考えさせられました。

オビラメの会は 釣り愛好家や地元住民、研究者によって結成されました。
次の活動をNGOとして続けています。
○尻別イトウの遺伝子確保のため、人工増殖を試みています。○尻別川の自然調査を通じて、イトウ生息地復元のため
 情報を集めています。○尻別川をめぐる社会環境を研究し、イトウ生息地復元のためのプランを提供しています。
○イトウ保護の必要性を世論に訴えています。○地域の学校などに協力して、イトウをはじめとする自然環境保全の大切さを
 子どもたちに伝えていきます。

なお、「オビラメの会」の活動は、日本ユネスコ協会連盟による「プロジェクト未来遺産2015」に登録されています。
野鳥の聖域ウトナイには多くの野鳥ファンが訪れます。 目に触れることのない水の中にもかけがえのない
生命が息づいていることを忘れないようにしたいですね。

身近にイトウが居た勇払川 click.ok




以前、天塩方面で釣ったチライです



  

Posted by こるとれーんtone at 10:55イトウ案件

2018年03月17日

成長を続けるオビラメの会

オビラメの会は
尻別川のイトウの絶滅危機を救うために棲息河川への回帰を成功させてきました。現在は
有島記念公園内の池に数尾のイトウを保護しています。もし協力に参加できる
方が居たら連絡して頂いたらいかがでしょうか。 

川村洋司さんが事務局長をされています。




    以前出逢った 1m06のイトウです

最近はバイト探しをしながら若い人にギターと空手を教えたり体調を整えるため
野鳥をみにいってます。釣りには行っていません。 そろそろ記事アップして苫小牧民報さんにも
いい釣果を教えてあげないとな  なんて考えています。
  

Posted by こるとれーんtone at 12:31イトウ案件