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2015年09月28日

鱒の 小型とは

例えば図鑑にアメマスは60センチに成長すると書いてあったとします.
道南に隣あわせた河川があって、どちらの河川にも60センチまで育つアメマスが棲んでいたとします 
ところが一方に人為的環境変化..砂防ができてアメマスの発育が遅れるようになってしまったとします. 
隣の川では若いアメちゃんが30センチ近くまで育っていますが砂防ができた川では
やっと数10センチclassという状況です.


成長が遅れていても図鑑には60センチとあるし昔は60センチのアメマスが棲んでいたのだから 
砂防ができた川のアメマスもいずれは60センチになるだろうと考えた方がいるかもしれません.


but ≒3年程度で降海する時期が来ても時60センチには程遠い小さな鱒であったなら海へ降りていけません。
此時点で降海型アメ鱒は激減していきます。
例え降りたとしても未発育な小さな鱒の産卵によって世代交代が進み年々小型化が確立される事になります  
こうして隣の川では昔ながらに60センチが生息しているのに
砂防ができた川は小型化したアメマスしか見かけない川に変わっていきます

道東には≒90センチ近いアメマスが棲息する川があります. 我々のローカルフィールドとは比較になりません.
同じアメマスなのに何が違っているのでしょう... so長年培われた形質です
  

      
   

 
では道南の小さなアメマスを道東に連れて行ったら大型に育つのか...
貴方が遺伝的多様セイ地域ごとの特質を知るなら
soはならないと気づかれることでしょう
不要意な交雑は小型化を生み小型化は絶滅へ繋がるのです






地域ごとに特質を持つ絶滅危惧種を安易に移植することが其処に生き残っていた
絶滅種や他の自然生物にとってどんな影響を与えるのかアメマスさえいつか絶滅危惧種になりかねない時代です
僕らは地域ごとに固有の特質を備え遺伝的多様性を持った生物に 遊んで貰っているにすぎません
アングラーは真実の自然生物を暖かく見守っていく必要があるでしょう





                           parasol.tone


  

Posted by こるとれーんtone at 09:09超真実型自然思想.0X

2015年09月25日

或る絶滅要因.イトウ、アメマス

       
前回記事 カタイナぁ~と思いながら ... but 検索数は意外と伸びていて 
若い釣り師もまじめに自然のこと考えてるんだ! とおもってホッとしました^^.
釣り場へ行って下ばかり見てないで空の色や小鳥たちの囀りも感じとれなければ..勿体ないでしょ
ほんじゃ読んでね^^.

世界には1万種以上の淡水魚類が存在し 日本の内水域には≒200種近くが棲息すると言われ
僕ら釣り人はこの世にはお魚が溢れてるんじゃかと浮かれているかもしれない 
しかし 実際は原産地を継承する国産淡水魚は110数種にすぎなくて
後の80種に余る魚たちは遡河.降海回遊型と言われ河口域を行き来している実は海産魚。 
国内機関や私的嗜好によって放たれた移植.外来帰化魚で占められています
つまり移植放流を最初に始めたのは政府機関、それにならって民間移植がされたんですね 
 
北方へ向かうと魚類相は減り続けサケ科魚類しか見かけなくなり
さらに寒冷地へいくほど魚類相は減り続けてトゲウオ類の多種化が見られるようになります。

     

海水域と比較してはるかに狭いスペースに暮らす内水面ですが北海道の恵まれた 
自然の中でイトウは特有の進化を遂げ再生産を続けてきました

淡水魚類は鳥のように自由に生息地を移動できません 地域ごとの狭いスペースで培われてきた
形態によって特色ある進化を越えて現状に至っています. これは単に水質による体色の違いといった
モチーフばかりでなく遡上周期、産卵数採餌行動etcの遺伝的要素に大きく関わっています.
これらを総称して遺伝的多様セイといいます
 
大型魚類は遡上や環境変化が生じると大移動を行います,
 もし個体数が減少しているイトウがいる水域に 
これを上回る別地域のイトウが人為的に移植されたなら 永年営なまれてきた遺伝的多様セイは 
そこなわれて原種は絶滅してしまいます。

狭い視野でみれば回復とみられていても 長期的には遡上、産卵数の減少、小型化、生息域の変化となって現れ
他生物への棲息環境に影響を及ぼし 種によっては絶滅してしまった例が少なくありません.
 
それが絶滅危惧種であった場合取り返しのつかない結果となります 
国内での絶滅状況は 植物が圧倒的に多く次いで鳥類 これは種が多いため目に付くが
蝙蝠、狼等始めから少ない生物についてはすでに絶滅している状況にあり
こと魚類絶滅の原因は環境破壊ついで捕獲、移植放流
つまり人間による絶滅事例が最も多く 自然要因による絶滅は極めて少ないことが知られています.


 ps イトウ、サクラマスの事、或いはQちゃんによってアメマス、ニジマスetcが絶滅する日がくるかもしれません

           

Posted by こるとれーんtone at 06:09超真実型自然思想.0X

2015年09月21日

e.生物多様~移植放流sensitive

  ee鱒は川で釣れてますが 支笏湖は全然  という事で たまに本音 リソース書き直し
  久々に超自然型自然思想.0x カテゴリーで記事を書きましたё_ё
  

 最近、生物多様~という言葉を各方面で聞くようになりましたがストックホルムでの人間環境宣言に端を発しています.
 受け取りが広い為、なにかと都合よく伝播される場面がみうけられますが
 こと移植放流に関しては遺伝的多様セイに於ける
 地域ごとに固有する生物が棲息できる環境を保全し現存する生態系、生息地を破壊してはいけない
 という点がpoint    これに照らしていくと

 外来種と在来種が棲む河川は法的規制が既存し話し合いによって鎮静化している為ここでは省略します。 
 絶滅危惧種、地域固有種の居る川に移入種を持ち込む遺憾な人もおそらくいないでしょうからこれも省略します
 自然河川に最初に移植種を持ち込んだ組織と言えば サケマス増殖組織があります。
 此水産活動は淡水の多様生態を狭めてしまいましたが食糧保全策と漁民の生活安定には
 必要必然であったとしてここでは少ししか触れません。
 さてこうした河川には外来、国内移入種ざっとみても多種に余る生態系ができ上がっています
 各地域ごとに確立された生態系を総称して種多様セイと呼びます.
 生物多様~で大切なのは生物の多様な暮らし方及び相互作用が各地域で
 円滑に行われているかという点にあります.



        


 次に 微生物、プランクトンから始まる食物連鎖を考えてみましょう.  生物達は個々の特質によって影響しあい藻や貝は
 プランクトン有機物を摂取、分解し水を浄化し溶存酸素を作ってくれる 藻を食べる魚はさらにこれらを分解し、 
 増える事で鱒などの食料となる、 こうしてそれぞれの役割を効率よく行う事で
 程よい時は助け合い過密な場合は淘汰されて
 バランスが作り上げられやっとそれぞれが多様な特質を分かちあえるようになっています  
 言うなれば平和で安定した状況 
 此れが長年かけて培われた各河川バランスになっています

過去から規制内で受け継いだ虹鱒は安全圏として魚食性のある種を移植放流する場合について考えてみましょう。 
話にあがっているのは規制後、道東河川で行われた移植のようです   
無秩序な放流という事をよく聞きます
 此れは国家ならやってよくて民間人はダメという話ではありません
 無秩序な放流 此れは持ち込まれた魚が食物連鎖のどの位置にいるかという
 ことにかかっているようです.. これまでの民間移植放流では魚食する大型種という点
 一部地域から 拡散傾向にあるという点から規制がなされました
 サケマスに関しては毎年大量に遡上はさせるが自然産卵を目的とせず捕獲し川を水路とみなしている点
 河川破壊、自然破壊を容認してきた点
が 重大な問題とされてきました   

 サケマス増殖の偏向によってクマのエサ不足等生態バランスが崩れた一例
 哀しいことに無生物状態になっている川が多くあります 
 放流活動は 国家組織、民間組織を問わず 社会合意を受け着実に未来へ繋ぐべき処へ来ています

 既に出来上がっている河川バランスを大幅に
 壊す事がわかっているのなら移植は慎むべき行為といえるでしょう

 
 此れとは別の話になりますか保護したいのなら 該当鱒を釣るべきではない
 という意見が根強く存在します 保護したいなら釣らない   soいう楽園フィールドがあって良いでしょう   .
 フィールドを再生させるということは
 フィールドに生息する水棲昆虫に至るまで配慮するということと同じ
でなくては意味がありません
  
アラスカの北極海沿岸には wildlife refuge という特別自然生態保護区があります.。北海道と同等の広さですが サケマスは
 自然の中で産卵し  足跡やテントの圧迫から守る為 苔類.植物に至るまで手厚く種の保存がされています

 短絡的な視野で 保全活動はできません 北海道の組織対応は遅れています 釣りという遊びは溢れる程の資源が
 バランスよく培われてから ずっと先の話になります .
 フィールド保全にsensitiveであることアングラーならso暮らしていきたいですね 



  昨年、道北央で自然保全スタッフによってルアーフライアングラーを対象にしたアンケートが採られました
  支笏湖、千歳で問題になっているマナーやゴミetc 20項目アンケートでした
  その一部を紹介します  ご覧下さい    はいが青  
  いいえが紺色   赤は迷うため無回答という結果です


       


       イトウは減っていると感じる      イトウ釣り場に禁漁区間を設けた方が良い


   


   支笏湖では過去にいなかったウグイが放流され急激に増ええていると感じる


   


   支笏湖 放流ウグイがアメマスニジマスブラウンの卵、稚魚を食べる事を知っている

   
   
    
   
     これ以上ブラウントラウトが道内に拡散されてはいけないと思う


   


     自然が残っていない 無生物河川を造りだし放置していることは放流より罪である 



  

Posted by こるとれーんtone at 09:07超真実型自然思想.0X

2015年09月12日

ミニトマトsilhouette - 天塩道南潮風日高 虹色鱒

9.15 結構歩いたな   楽しみにしていた弁当のミニトマトを箸でつまんだ時 力が入らなくて 
   すってんころりん...コロコロ so 水面に透過される赤い色は沈んでいるミニトマト その上を虹色鱒が通り過ぎる              
etiquetteってスペルsilhouetteと似てるね フランス語でしたっけ 色んなこと忘れてくなぁ-_-; 
河原に溶け込んで眠ってしまいそう   湖って気持ちいい風が吹いてるよね  道南ダム湖
9.13  気温落ちが始まっている、生蝉 elfin改 flat.fish sink.tuneしたant.lure.crazy,action. big ドライ潮風日高
9.8 日中暑い flat.fishとtop コブンはテントウムシとしてしか効かないフックは小さくする        
7.5 暑すぎる夏  昔はアメ鱒が遡っていた浅いダム湖 下の減水区間を過ぎて瑪瑙がなつかしい
釣り師って旅人なんだね 僕は道に迷っている  迷ったら動かないほうがいいって感じたよ

        


    

           



 

       

       

       

    

Posted by こるとれーんtone at 21:52道南.央