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2007年10月28日

チェットベイカーの糸 oct.4th

 
 
                                              

 濃いグレーのオブラート。  雨水を頬張った、重厚な雲がrodを空からpressする。
 支笏湖よりもはるかに冷たいmoonstoneの風。ラインの滑りがわるいのは風が
 停まったせいだろう。   ひっそりと 空から降ってきた ホーンの音色が  rodの先に絡みついた。    
 不朽のトランペッターがステージで演奏中、
 愛人helenに射殺されこの世をさった . その時ベイカーはまだおさなかった....    
 山へ向かってフルキャストすると音色は湖面に解き放たれた...なんて  悲しい音色だろう。  
  黒雲を映した湖面に ダークなニンフをつるして2時間。  
 am11:02.   スリムな虹をリリース
 すると ベイカー の音色はひっそりと... 湖底へ沈んでいった。  

 eve.limit.pm.fi:12             
 

  

Posted by こるとれーんtone at 22:30秘密湖moonstone.lake.zone

2007年10月20日

サキソフォンの流れ   oct.3rd  

 
 

                               

 あからさまなサケの猛攻にラインは焼き切れそうだ。   ルートをはずすと、遠矢 キウリやハゼドンばかりが
 掛かってくる.  闇番人が、舞い降りる前に秋アメの顔を見ておきたかった.  渓香パティシエ、 
 目ききのパラソルが先に見つけた.  
 深い瀬の中央、小規模な枝溜まりの下で大小の影が揺れている.          
 ふと予感がして視界をスライドさせると遠いプールの中にしっとりとした人影が浮かび上がって.    
 いつも、こんな時に現れるんだなjohn coltrane 
 ウエィーダーも履かずにautumn streamを散歩かい。...
 [難しそうだが、やれそうか]        [...やってみるさ]     
 そう返すとトレーンは[exactly].少年の目で笑った...ee  
 3投目...そう、いつも3投目だ。tipがひったくられ
 流木を引くようなアンニュイ!!あわせのタイミングで鱒は大きく
 跳んでハリをはずした .. ニジ!!!!  茫然として顔を上げると、
 さっきより 濃く立ち込める霧の中に手を振るトレーンの背中が見えた ..
 結局...パラソルは夕刻コパーのリアルで60手前をリリースし  ..  あたし...
 数え切れないほどの 小物を釣ったのだった.         eve.limit.pm5:26             


 john coltrane  ...   it`s easy to remember  

2007年10月16日

ただそれだけのこと   oct.2nd.b


          

 浸み出した湧き水が ところどころで、地表に顔をだしている。 
 かつては湿原だった若い広葉樹林を抜けて2つめの沼に
 着いた頃には、10時を回っていた。 
 湖底には枯葉が入り先日程アタリは無い。フライでは待つ釣りになった。
 ミノー、プラグには良く出るが、それも長くは続かなかった。浜へ降りると 
 あの少年に再会した.       
 また来てたんだね。...ブラウンか ...魚はね価値が無い方が幸せなんだ。 
 やまべがいた頃は町の釣り師にごっそりもって
 いかれた。...川が涸れてからだれも来なくなった。 
 まぁこんな辺鄙なとこにくるもんもそんなにいないしね。
 
 少年の言葉を反芻しながら    .. 視線を移すと 
 浜辺にそびえる鉄塔は 蒸気の中にぼやけていた。               

 the band  ... weight  

Posted by こるとれーんtone at 00:25Comments(4)十勝.道東etc河川

2007年10月13日

ただ それだけのこと oct.2nd.a   

柴山沿いに伸びる低層湿原 には蒼サギが群れていた。 山麓には2つの沼があって 
小川で海と繋がっていた頃は サクラ鱒ものぼっていた。 浜際に鉄塔が建ち、
おまけの排水溝ができてから、沼の周りは乾燥し小川は涸れて 
今では海と繋がっていない.沼で暮らしていたヤマベは、あっという間に姿を消し 
数年たって訪れた時、そこにはブラウンが住むようになっていた。 
大きくてもロクマルどまり浮かべて置いたフォームドライに間をおいて出てくる.
のんびり昼まで釣ったが、 世間で言うほど大繁殖は、していないようだった。   
帰りに浜へ出ると昆布を担いだ少年に声をかけられた。 
「つれたかい?ちゃんとリリースしてよ。あそこは俺の釣り場なんだから。」      
そういうと 笑って 波打ち際へ、戻っていった。                                                                                               






............the band .. Ⅰshall be released   
タグ :ブラウン

Posted by こるとれーんtone at 20:44十勝.道東etc河川

2007年10月10日

夕やけの闇番人   oct.1st

 
 
 
    
        
                                         

 昨夜の通り雨で川は増水、6゜cまで冷え込んだ.  樹海峠を過ぎ 
 タムタムの向かいあたり 冬越えを感じ取った鱒は 伏流し
 落ち葉のたまる周辺へやってくる。      
 数年かけてわかったサイクル  ....といったって 
 遠くからプロペラ音のする広大な 本流域   
 オーバーフローぎみのコポコポとしたtempoは optical なドラムンベース. 
 少し重低音の疾走するサイバーな渦にウェーディングしている気分    
 太めの茶とシルバーグレーのリアルニンフ、荒いファーの方が明確なアタリを出した 
 それはパクリというのとガップリという感じの違いだ。     
 昼までには40upを数尾出したが上流の巻き返しで、辛抱強く底をとっていた
 パラソルはロクマル手前を一本リリースしていた。  
 冷たい晩秋の風を従えて 夕焼けのコートを羽織った
 闇番人 が山頂に姿を現した。
   ずっとうかべる機会がなかった
 ゴム足の大きなドライを試してみたが水面が割れることはなかった。     
 朝の冷え込みが鱒を目覚めさせ、遡上をいざない、夕焼けのの闇番人が鱒をやすらかに眠らせる。  
 やはり....そういう季節ってことか                


 ed rush&optical ... chamelleon    

Posted by こるとれーんtone at 21:01道北.天塩

2007年10月03日

 振返ると虹が見える

 
 
 
     

 
少休、薄給、hard.. laborの.....lonelyプロレタリアート!!!   十勝エリアを過ぎ
 熊出没地帯の村を南下、滔滔たる流れ  足つきのバッタもってたっけ と聞くと、
 フォームで作ったの  コバルトカラーの空が川の絵の具に溶け込んでいる. 
 フィールドにはわからないことが山ほど隠されている.  きっと大切な秘密のしるしが ..                                    


 アート.ブレイキー ... モーニン  

Posted by こるとれーんtone at 06:50Comments(1)道北.天塩

2007年10月03日

エビちゃんに救われる

                                                                                                                         
 セミフライのboxを忘れてしまった。 夜の散歩でエビの目がいっぱいキラキラだった……と
 パラソルは興奮ぎみ 
 翌朝、満水のパン岬で珍しく30~43のアメちゃんが
 パラソルmadeの湿原用エビspにバタバタときた。
 a bitおどろき    
 かなり沖でデカ鱒のクルーズ。 みとれる.
 冷風にくっついて moonrverの夕刻 まで風に吹かれ 平和な一日を過ごす。
  明日からフライbox 忘れないように胸にかかえて眠ろう.
     

Posted by こるとれーんtone at 00:07支笏湖の釣り