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2020年09月01日

真夏のセミフライ

夏ゼミを試したい想いが募っていた。支笏湖鱒の御馳走はアラモードなseason、鱒はなかなか浮いてこない
so 白樺峠を越えた。 いまはコエゾゼミ全盛アブラゼミとか、ヒグラシもいるかな
夏ゼミの 腹面はblackの塩辛系。無論鳴くのはオスだけだからオレンヂの複弁があり。ない方が雌
ashかオレンヂどちらを強調するか迷ったが ツェペリンの飛行船が浮かぶ暗い空を視たから
千戦錬磨のオレンヂフライsize.up版と自家製little.wingセミルアーを用意して辺ぴな水たまりへ

真夏のセミフライ真夏のセミフライ
真夏のセミフライ

こんかいは或る時期を境に釣り人の記憶から忘れ去られたリザーバーを訪れた。
一時期はニジマス釣りで賑わった古く風化したダム湖の岸を渓流遡行するように釣っていく。 
かなり歩いた処で。気まぐれな風に飛ばされたセミフライに...ザバッ!! 重みはあるがファイトは弱い

真夏のセミフライ真夏のセミフライ
真夏のセミフライ

soして青み架かった鱒が浮かんだ。 これは ...オショロコマ.. にしては大きい方だ、
銀毛化しているが ... ヒレ先が黒くないから降下型ではない...上流は砂防が乱立する渓魚自体が少ない川。
いま僕が見ているのは長い間ダム湖で暮らしていたオショロコマだ 縦長のダム湖を半周して音沙汰なし。 
インレットにはささやかな冷水が流れ込んでいた。 

真夏のセミフライ

so 遠くはない過去に此にニジマスが放流されオショロコマは一度姿を消した。butそのニジマスたちも
リリースされることなく釣りきられ釣り人の頭から忘れ去られた
...という現実。
細々と生きるオショロコマを守る意識もなく、放流されたニジマスと付き合っていこうという気概もない
フィールド保全意識がない釣り人のいきつく 未来の釣り場がここにある

真夏のセミフライ


昔、道東のハランコシュやシュンクシでみたルビーを散りばめたオショロコマ達。潜水艦と呼ばれるアメマスと
一緒に太古の昔から暮らしていた。but ニジマスの商業放流以降その姿は消えた。いまは潜水艦の姿もない。
そういう時代を見てくるとオショロコマとアメマスが暮らすフィールドはそのままでよかったと思う 
夕刻まで待っても 羽化するカゲロウにライズする鱒は皆無 再びロッドを曲げる鱒は現れなかった
いつしかオショロコマが暮らす渓に復活してほしいと思う。 
もうここへ来ることはない。  山深いヒグマの生息圏でロッドをたたんだ 


真夏のセミフライ

 











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Posted by こるとれーんtone at 00:07 │支笏湖セミルアー道南.央

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