2010年05月19日
ロシアンカーブ.湿原環境の保全
北の湿原環境は急激な砂漠化傾向にありラムサール条約保全区内に
於いても ヨシ-スゲ群落カブスゲ群落etcは陸化の指標であるハンノキ、
ヤナギ林に変化している地域が目立っています.
イトウが河川に多く棲息していた頃のロシアンカーブ周辺は
サロベツ湿原内にあり、高層湿原にはツルコケモモ、ナガバノモウセンゴケ、
ミカヅキグサetc中間湿原に広がるワタスゲ、ゼンテイカ、イソツツジ
低層湿原にはパンケ.ペンケ.兜etc湖沼が広がりヨシやイワノガリヤス
水路化以前の落合、エベコロ地区上流にはハンノキ、ヤナギの長い湿地林
小高い丘にはエゾマツ、エゾイタヤ、ミズナラの林が続いていました.
現在は耕地、水路化の影響により高層、中間湿原西側からチマキザサの侵入が見られ
推定三キロはあるのではないかと思われるササが生い茂って乾燥化が進行しています
此れは広大なアフリカの中央に雨林があってサバンナが囲み象やライオンが駆け巡り
端へ行くほど短い植生のステップへと変遷しやがて砂漠となる風景とよく似ています.
違っているのは湿原という穏かな
風景、小さな島国の北島湿原で か弱い鳥獣、ミズゴケ類
イトウの棲む自然が失われているということ
ミコアイサやオジロワシ.オオワシなど猛禽類の繁殖地は狭まり
当時は珍しくも無かったイトウ.エゾトミヨは絶滅危惧種に追いやられてしまいました.
以前はエゾモモンガ、エゾタヌキはよく見かけましたし
珍しいイイズナやオコジョに出逢える自然の中でrodを振れることが嬉しかった.
溢れ返る野生sceneの片隅で ほんの少しの野生に触れるだけで幸せでした
どうして人は踏み入れる必要のない自然を、残しておけなかったんでしょう.
現在のロシアンカーブは 残された辺境の一部でしかないのでしょうね.
perspegtive
Everyday, I open the window Everyday, I brush my teeth
Everyday, I read the paper Everyday, I see your face
In the gleam of a brilliant twilight I see people torn apart
from each other maybe that's their way of life
毎日、 窓を開けて 歯を磨いて 新聞を読んで 君をみつめてる
あざやかでいてかすかに きらめいている
人々が引き裂かれる情景は きっと 彼らが通る道なのかもしれない
Everyday, I ride in cars Everyday, I watch TV
Everyday, I write my diary Everyday, I go to sleep
In the gleam of a brilliant twilight I see people torn apart
from each other maybe that's their way of life
毎日、車を運転し テレビを見て 日記をつけて 眠りにつく
あざやかでいて かすかにきらめいている
人々が引き裂かれる情景は きっと 彼らが通る道なのかもしれない
Posted by こるとれーんtone at 19:26
│超真実型自然思想.0X│イトウ案件