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2017年03月19日

支笏湖ニジマス移入の歴史 to

       
      

      支笏湖ニジマス移入の歴史 to

千歳川水系へアメマスに逢いに行きましたが、ニジマスが健在なようです。
     前回のシルバー系と違い産卵colorになっていたので即リリース
     ここら辺へは来ないほうがよいですね


日本のニジマスは明治10年に米カリフォルニア州から運ばれた一万粒が源になってます。
北海道には大正6年に千歳孵化場へ入ったのが初めで1920年、大正9年、支笏湖へ移植されました。
同じ年に千歳第4ダムが完成し千歳川におけるサケマスの遡上限界となります。
ちなみにヒメマスは明治27年に阿寒湖から移植されています。
千歳川で大きなニジマスが釣れることが囁かれてからスチールヘッドが遡上するようになりました。
以前記事steel.head 降海する虹鱒 に書きましたが、
スチールヘッドは海洋で~2年程度過ごし溶存酸素の安定する冬場から春に遡上します。
カテゴリー欄の[サケマス種類特徴]には静内typeを説明している部分がありますから機会があったら
ヒントにしてみて下さい。

千歳川と言えばサケ、サクラマスそしてインディアン水車が有名ですが初めは地引き網やウライを試していました。
しかし流れがきつい為、改良し現在の形になったそうです。明治25年は4年前に放流した
サケが初めて回帰する年でしたがなかなか姿を見せず12月になってから遡上し一同安堵したという
記録があります。 サクラマスはスモルト放流が普及していますが千歳川は天然魚の回帰が多いことが分かっています。

最近はブラウントラウトが定着していますが記録では昭.59年から確認されています。
千歳川支流紋別川のアメマスが置き換わったという事例から、サクラマスに及ぼす影響について
h.19年から調査されています。  現在までの調査ではエサ競合がないこと、strongはサクラマスであるということが
わかっています。but一歳魚以降のデータが少なく依然としてブラウントラウトはグレーソーンにいるということを
覚えておきたいと思います。



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