2018年06月11日
支笏湖春季ブルーム. セミルアーと浮遊物 溶存酸素
通りがかったんです... いやホント、 昨日赤いジープさんが居たところ...水が綺麗で多方フォーキャストで セミに来ました。
rodで測ると≒47位です。色々と水面観察していたら同size一尾バラシました 未熟者です !!-_-;
ちびあめは遊泳力がありませんよね。ヌルヌルビロビロが加速しても容易によそへいけませんから
小虫にライズする際に必要な酸素要求量をみたしています。 大波がきてヌルヌルが舞い上がるようになると
深場へ移動しながら酸素パクパクしている様子が波間に増えることでわかります。
大きい鱒はちびあめより多くの酸素要求量が必要ですし遠くまで泳げますから、沖や別の水域へ行ってしまい
付き場から姿を消していました。 こうなると波が出るとよい...というセオリーは消滅。
セミさえいればベタなぎの方が釣れる酸素が多い場所があること
浮遊物の増殖と分解が同時進行している水域には鱒はよらないと考えた方が良いようです。
もうひとつ... 比較的沖を回遊している大きなニジマスは大雨のあと冷水スポットがあれば沖からまっすぐ岸へ入って
来ることを大岩の上から数回見ています。
鱒が元気よく泳ぎ回るには溶存酸素≒6㎎は必要と前にかきました。 深層部の溶存酸素濃度が≒4㎎/l以下という湖は
数多くありますが... But、支笏湖、深層363 m付近の溶存酸素濃度は≒8㎎/lという数値が出ています。
これは2014年晩夏、春季ブルームが落ち着く頃にモニタリング調査された数値です。
so酸素パクパクの季節があっても綺麗で大きな鱒が育つのは支笏湖ならではなんですね
透明度が高い支笏湖は大風や大雨があればリセットが速いということ感じている人は多いと思います。
ヌルヌルビロビロは、エビや低層棲の生物、動物プランクトンを育てやがて分解していきます。他の湖なら
鱒はアッパーしているでしょう。so 気温が低いうちに終わってくれて
真っ先にQちゃんが活性化する夏ブルームになる前に
セミがいっぱい鳴いてくれたらeeですね!!-_-;