2011年11月20日
アングラーが知っておきたい甲殻類
一年に一回は、目の前を行ったり来たりする鱒に 釘付け...って日があります。 斑点が少ない鳳来鱒、ナニやっても
全然、釣れません、 悠々と泳いでます。 此処はウチダザリガニcray.fish が多い水域。砂地に転がってる
ザリガニをがブッとやってました。 荒れ食いの季節ですからね。
アングラーの中にはホウライマスは繁殖しない スジエビは冬には寿命を終えている なんてまちがって憶えちゃってる
人いますがそれ ナシよ!!-_-;.
ヤマトザリガニ別称ニホンザリガニ
こげ茶オレンジぽい褐色絶滅危惧II類≒6センチ繁殖期は春 低水温を好む
直径2-3mmの大粒の卵を30-60個メスは卵を腹脚に抱え孵化まで保護。 越冬地が保護されていない為絶滅方向へ...
スジエビより長く~ 6年生きる ザリガニの仲間は淡水甲殻類の中では 産卵数が少なく環境破壊に左右されやすい生物である
アメリカザリガニ
赤色 幼少期は灰色から青≒~6センチ繁殖期は夏 直径2mmの大粒の卵を200個以下同上 雑食で藻類水草
小魚水生昆虫 日本移入は1927年外来種 他種に比べ高水温に適応できる
此は 脱皮ごとに青くなる個体が出現すると言われている
ウチ〇ザリガニ
褐色灰色etc ≒13センチと他種の倍以上、繁殖期は他のザリガニが眠り始める秋から冬期間
直径2mm~の大粒の卵を210個以下同上~卵を抱えたまま越冬する固体がみられる
日本移入は1926年外来種摩周湖源 後ろまで回るハサミは危険.雑食に加え穀物を食べる 低水温を好む
ヤマトザリガニ.ニホンザリガニと生息環境が重なる点がねぇ...いろいろと
帰化生物 2006年外来生物法 特定外来生物指定 阿寒湖マリモを食害
ヤマトザリガニ.ニホンザリガニの繁殖期は春 以降 夏になると高温に強いアメリカザリガニが多くの卵をうみ
秋からは厳冬期までウチザリガ~が長期に渡って冷水域で繁殖期に入る
スジエビはちゃーんと支笏湖の藻のベッドで越冬しています.6~8月に産卵して腹脚に抱え≒1ヶ月でプレゾエア~ゾエア
幼生と呼ばれるプランクトン生活をし甲殻類メガロパ形態を飛び越えて脱皮を繰り返し 2~3年ほど暮らします
初夏暑い夜になると活動し 藻類を少し、主食は水棲プランクトンetc他小魚を捕食します.
メスは大きくなって≒6センチお腹に山線模様 オスは≒3,5センチ位と小さく点々模様があります
ps.大型の外来ザリガニはお役所が持ち込んだ生物です。をそれ税金投入して駆除。そして無下に廃棄されるという点、
高級食材を廃棄ですか? 市場流通システムと連携して安値で道民に提供するシステムを造れると思うんですよね
連れてこられ意味なく廃棄される ...生きている万象にすべきことではありません
無意味な駆除システムを見直す必要があるでしょうね