　　　　moonstone.lake.zone.支笏湖　空飛ぶrod　e:からし色

　　　　moonstone.lake.zone.支笏湖　空飛ぶrod　e

失われ行く自然。狭壁の果てに追い詰められていく鱒たち、歴戦の大物たち　　　　　　　　　　　　　　　　　　末裔は、もうどこにもいない。　在来も外来もありはしないばら撒かれた子孫が　　　　　　　　　　　　　生きながらえているだけ。でかい鱒と出会う時はいつもさすような風が吹いていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　瀬戸際なのは俺も同じ。　[最後の戦い]に行く前にもう一度でかい鱒にあっていこう。　　　　　　　　　　　　　　　　since.2006.plus.one.oct　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　eo.todd.ca~se we've ended as Lovers　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2010年10月13日

からし色

　
　やあ　またあったねcoltrane　秋にしては緑が息づいてるだろう.　
　で　おまえの旅は何か収穫があったかい.
　俺はみての通りイカレタ肩でrodを振ってる
　so　　　... でもね　おそらく　おまえは　まちがっていない

　　　からし色

　　　　
　

　俺はあいつを泣かせた. 　
　気にするな　おまえが想う程　流れはまっさらじゃない.　　　
　そんなにくよくよしてると　大鱒のchanceも逃してしまうし
　明日の晩飯にだってありつけやしない　
　milesは　so言って　やけに地味なストリーマをスパイラルに
　結ぶと岩に吸い込まれていく強い流れへ放り込んだ　
　からし色の鱒が釣れたらきっと幸運が訪れる　そしたら哀しいことは
　全て　忘れてしまえるよ
　目の前で　派手な水飛沫が起こって　瞼についた微細な水滴をぬぐうと　　
　さっきよりも濃く立ち込める霧の中に遠くで手を振るmilesの背中が見えた

　　からし色